親の代理お見合いは年々増加している

親の代理お見合いは年々増加している

親の代理お見合いが出てきた当初は、参加人数も少なかったのですが、１５年以上経った現在年々利用者が増加傾向にあります。最近の男性、女性は結婚という形に囚われてる方も少なく、仕事一筋で生きている方、多趣味で一人でも楽しいとシングルを謳歌している方が多いです。そのため、本人はその気がないためなかなか結婚までたどりつくことがないのですが、親世代が３０代、４０代などを過ぎてくると焦ってしまって子供の結婚に積極的になり、代理お見合いに参加している方が増えているのです。また、近年の特に男性は異性に対して積極的に行動できない方が増えています。恋に受け身になってしまうので、出会う機会もなければ気になる異性がいても積極的になれず、機会を逃していることも多いため、親世代が代理でお見合いをして自分の子供に合う相手を探しているのです。最近は自分で何事も判断できない男性も増えており、特に男性が親が良いという人であればとお任せしてしまっているケースも多いです。

親による代理お見合いが増えている背景を探る

昨今では晩婚化が進んでいると言われており、かつての適齢期に結婚をしないという方が増えています。そこで親が子供の結婚を後押しするために、代理お見合いをするケースが増えています。親同士が子供を紹介しながらお見合いをして、理想の相手を見つけることができたなら子供に話して、当人同士のお見合いやデートをセッティングして結婚へと導こうと言う試みです。そんな親による代理お見合いが増えている背景には、経済的な理由から家庭を持つ自信が無いと言うケースだけではなく、面倒な夫婦生活や子育てに追われるよりも個人の楽しみにリソースを割きたいという若者が増えているところにあります。一方、結婚や子育ての尊さや喜びを知っている親世代からすると、その素敵な体験を子供にもさせたいと思うのと同時に、孫の顔が早く見てみたいという気持ちも相まって、できるだけ早く結婚してもらいたいという気持ちが高まっています。それらの後押しが功を奏し、見事カップルが誕生したケースもあります。